学会は「長崎ブリックホール」を中心に、隣接する「長崎新聞文化ホール」「長崎文化放送ホール」という、長崎駅から路面電車で10分もかからない便利な会場で行われました(長崎市は、国内で路面電車が現存する数少ない都市の一つですが、一律100円という料金設定と電車の本数の多さが非常に便利な街でした)。

柳田先生は、国際シンポジウム "Nutrition, food and health benefit"のオーガナイザーおよびシンポジストとして、

更にランチョンセミナー「ホスファチジルイノシトールの栄養生理機能」の講師として講演を行われました。

また私事ながら、永尾は今年度の「学会奨励賞」を受賞し、受賞者講演を行いました。柳田先生はもとより、これまで研究に協力して下さった歴代の研究室員の皆さん並びに共同研究者の皆さんに、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。


ところで、未だに悪化する一方の新型インフルエンザ蔓延状況ですが、学会関係者はいつか中止勧告が出るのではないかと、寸前まで心配が絶えなかったようです。

本学会は全国大会であるため感染者が発見された大阪周辺からの研究者も多く参加しており、インフルエンザを持ち帰らない様に、特に企業からの参加者は感染防止(マスク着用)を厳命されてきている様でした(写真は製薬会社に勤めている卒業生の坂田くん)。

本学会には、本年度から東北大学大学院農学研究科助教に就任した井上さん、国立健康・栄養研究所でポスドクをしている城内君も参加していました。こうして学会場で会える卒業生が増えていくことは、研究者を育てている身としては大変喜ばしい限りです。


せっかく長崎にやってきました(お隣の県とはいえ、なかなか遊びに来る機会はないです)が、なんやかんやと忙しく、観光する機会はついに得られませんでした。ですが、懇親会場で「蛇踊り」を見ることが出来たり、

健康上は好ましくありませんが、夜中に「長崎チャンポン」を食べに行くことだけは出来ました。ただ欲を言えば、「角煮饅頭」と「長崎皿うどん」を堪能できなかったこと、「眼鏡橋」を見物できなかったのが心残りです。

研究室へのお土産には「茂木びわゼリー」(長崎はびわが名産だそうです)と「五三焼きカステラ」(卵黄5:卵白3の比率で焼き上げた濃厚なカステラです)を買って帰りました。(どちらも大変美味しゅうございました)


Back