8時15分に大学に集合し、高速道路の「人吉IC」を経て、球磨川下りの終着地点に向かいました。川下りの前に「きじや」さんで腹ごしらえ。マイクロバスで送迎して貰いましたが、ずいぶん山奥まで走ってやっと到着。 |
遠くまで来ただけあって、球磨川に流れ込む清流「胸川」を眺めながらの食事は、とても風情がありました。 |
きじ刺、きじ飯、砂ずりの柚子味噌あえの他に、きじの卵を使った茶碗蒸しや味噌漬卵、お吸い物なども堪能しました。「きじの卵」は「烏骨鶏の卵」と比較しても、カロリー・脂質は少なく、高蛋白・高炭水化物だそうです。 |
お腹も満たされたところで、メインイベントの日本三大急流「球磨川下り」に行きました。 |
急流下りとはいっても、1時間半ずっと急流なわけではなく、おおよそこんな感じでのどかな船旅です。 |
ですが、途中に幾つかある「瀬」では、川面が荒れて水を浴びた学生さんも居ました。船頭さんも慌ただしく動いて、ちょっとした緊張状態を醸し出します。写真は「高曽の瀬」を下るときに撮って頂いた、記念写真です。 |
実は熊本地方は1週間くらい前まで集中豪雨にみまわれていて、川岸には土砂崩れの跡も見受けられました。写真のお宅の人が無事だったのなら良いのですが・・・ |
その後、宿舎にチェックインして、夕食まで近くの川で水遊びをしました。 |
今回は「くま川下りパック」(1泊2食+球磨川急流下り、11,050円(Bコース料金))を利用しましたが、「くまがわ荘」の料理はお刺身や鮎の塩焼きがとても美味しく大満足でした。 |
夜は宿舎前の川辺で、お約束の花火を楽しみました。 |
その後、部屋に戻って飲み会をしましたが、窓には「くま川畔、日本一虫が多いところです。日暮から障子・窓・網戸は絶対に空けないで下さい。大変なことになります。」の張り紙が・・・「大変なこと」がどんなものか興味をそそられましたが、あえてタブーを犯す勇気はありませんでした。(残念) |
2日目は工場見学に行きました。まずは人吉市内にある「繊月酒造」さん。かつて「人吉城」が「繊月城」と呼ばれていた事にちなんでつけられたそうで、明治36年創業で米焼酎造り一筋の焼酎蔵です。(良いアングルの写真がなかったので、パンフレットから写真を借用しました --; ) |
係の方が工場内の案内・説明をして下さいました。 |
ドライバー以外のみんなは試飲もさせて頂き、お土産に焼酎ボトルの携帯ストラップまで頂きました。 |
すぐそばに武家屋敷があったので、見学しました。人吉市重要分化財に指定されており、西南戦争の折、西郷隆盛が宿舎として利用した家だそうです。昔の造りの家は、冷房など無くても結構涼しいことに感心しました。 |
車で少し移動して、味噌・醤油蔵の「釜田醸造所」を見学しました。「天然もろみ」を用いて、昔ながらの造りを行っている醸造蔵です。 |
当たり前の話ですが、蔵の中は味噌や醤油の良い香りが立ちこめていました。 |
ここでも、お醤油やお漬け物を試食させて頂きました。お土産に色々買ったのは、いうまでもありません。 |
お昼ご飯は、「上村うなぎ」にて。この店オリジナルの「うなぎの朴葉焼き」は、朴葉味噌をうなぎ・椎茸・葱と一緒に七輪の上で頂くもので、たいそう美味しゅうございました。(朴葉味噌:枯朴葉の上に味噌をのせ焼いて食べる飛騨の郷土料理) |
お腹も満たされた後、高速道路で「益城熊本空港IC」まで約1時間移動し、「再春館製薬所」を見学しました。かつてゴルフコースだった広大な緑の丘に「再春館ヒルトップ」があり、その中の「薬彩工園」と呼ばれる製造現場を見学させて頂きました。 |
全面ソーラーパネルを敷き詰めて年間使用電力の20%を自家発電している工場は、出来たばかりのきれいな建物で、内部は至る所がガラス張りのオープンな工場でした。(残念ながら撮影禁止だったため、内部の様子をお見せすることは出来ません) |
2日間盛りだくさんの研究室旅行は、無事終了致しました。お疲れ様でした。 |