博多から広島へは、新幹線のぞみでたったの1時間でした。

広島に着いてみると、ここにも路面電車が。意外と残っているのかなと調べてみると、全国695都市中に17都市しか残っておらず、その割にはよく出会うものです。

以前広島に住んでいたことのある王君に、ホテルのすぐ近くにあった平和記念公園を案内してもらいました。後ろは平和記念資料館ですが、もう閉まっていました。

平和記念公園では、海外からの方を多く見かけました。

原爆死没者慰霊碑の中には、広島原爆犠牲者名簿の過去帳が納められているそうです。

有名な原爆ドームは、元安川という川沿いにありました。思っていたよりも小さな建物でした。

元は、広島県産業奨励館だそうです。1996年に世界文化遺産に登録されました。

夕食は、広島に来たからにはお好み焼きでしょう。繁華街には“お好み村”という、お好み焼き屋が集積している場所がありました。

阪神の選手が行きつけという“へんくつや”へ。店内にはサイン色紙が沢山飾ってありました。

本場広島風お好み焼き(うどん入り)です。美味しゅうございました。


学会場の広島大学は、広島市内ではなく東広島市にありました。貸し切りバスで高速道路を使っても1時間以上という、とんでもないところにありました。それだけ田舎に作っただけあって、キャンパスはとても広々としていました。

柳田先生と永尾が座長、永尾と井上が一般講演を行いました。

いつもの事ながら、農芸化学会の展示場は盛況で、いろんなグッズをもらうのもひとつの楽しみです。

学会には柳田先生のもとで博士号を取得した、韓国の車さん(向かって先生の左)も参加されていました。この日の夜は、お食事をご一緒して再会を喜び合いました。


一般講演2日目が終了後、宮島に行きました。JR宮島駅からフェリーで宮島へ。広電とJRの2社がフェリーを出していますが、行きはJRの方が鳥居の近くを通ります。

宮島に到着すると、なぜか野生の鹿がそこら中に。

フェリー付き場からすぐ、海岸線沿いに有名な鳥居が見えました。

厳島神社は1996年に世界文化遺産に登録されました。夕暮れに鳥居が映えてとてもきれいでした。

思わず、写真家気取りで構図を考えたりして。

夕食は既にお好み焼きを制覇したので、広島でもう一つ有名らしい“つけめん”を食べに行きました。

これまた絶品、美味しゅうございました。


3日目はシンポジウムが行われ、主に“脳疾患と食品・栄養のバイオサイエンス”を聴講しました。

学会終了後、帰りの新幹線の時間まで広島城に行きました。桜が満開でとてもきれいでした。今回の学会は、思いがけず盛り沢山でとても楽しかったです。研究室へのおみやげは勿論“紅葉まんじゅう”でした。


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